前のページでは「Hello,World!」をMT4の下の画面(ターミナルウィンドウ)に表示するものでしたが、今度はMT4のチャート上に「Hello,World!」を表示してみましょう。
前回と同じようにメタエディタを起動して「新規作成」。
今度は一番上の「エキスパートアドバイザ」を選択します。
ファイル名をここでは「test2」にします。ファイル名は何でも構いません。
次の画面ではそのまま「次へ」、最後の画面でもそのまま「完了」を押して下さい。
コードを書く場所はint OnInit()の{}で囲まれた部分です。
そこに
Comment("Hello,World!");
と書いてください。
int OnInit() { //--- Comment("Hello,World!"); //--- return(INIT_SUCCEEDED); }
プログラムが書けたらコンパイルをクリックします。
MT4に戻るとナビゲーターのウィンドウに今作った「test2」というファイルが表示されるので、チャート上にドラッグ&ドロップします。
※自動売買を許可するのを忘れずに
すると左上に「Hello,World!」と表示されるはずです。
これはComment関数といって色々な情報をチャート上に表示させることができる関数となります。
口座の残高やレバレッジを表示させたり、現在表示させている通貨ペアの値もリアルタイムに表示させることが可能です。
ただ残念ながら文字の大きさを変えたりといったことは出来ません。
コメントを改行して表示させたい
コメントは組み合わせる事も可能で、複数のコメントがある場合は長くなってしまう事もあるので「\n」を使って改行して表示させましょう。